蒼い空と白い稜線。 戸隠の冬が輝く。
戸隠神社の奥社への道。 白い世界の中をまっすぐに続いている。
奥社入り口近くの大樹。 白き戸隠の稜線を背景に、 枝の広がりが美しい。
今朝は戸隠神社の奥社入り口まで。 昨日からの大量の積雪でここで断念。 樹上の雪が輝いて、美しい。
午前9時を過ぎないと光が射さない場所。 予定の時間になってもガスがとれない。 やっと光が射したと思ったら、寒さでカメラの動作不良。 なんとか撮れたのがこの一枚。 十分な樹霜の量と光。こんな好条件に出会えて幸運でした。
稜線が紅から純白に染まっていく。 わずか数十分の劇的な時間。
前穂高から奥穂高へ、 美しい稜線が続く吊り尾根に朝日が届く。 そして広大な岳沢が空へと繋がる。
1月5日に訪れた上高地・田代池。 10時をまわってやっと陽が射してきた。 池の対岸に立つ、霜に飾られた樹々が美しい。
大正池が結氷し、 池面が蒼い世界をつくった。 ゆっくりと霧が沸き、 そして去っていく。
こういう曇天の中での風景も悪くない。 梓川右岸の樹木や山肌の、 深い色彩が美しい。
早朝の太陽は、 わずかな時間だけ紅の光を届ける。 深い雪を纏った稜線は、 その光を受け止め輝く。
完全に結氷した大正池と、 白い稜線が眩しい穂高の峰々。 −20℃にまで冷えた大気が、 極寒の美を作り出す。
年末の大正池。 結氷していない部分が円形となったり、 氷上の雪が弧を描いていたりする。
年末来訪時の河童橋からの焼岳。 グレーの落ち着いた空に立つ山稜が美しい。
河童橋から北西の山肌を見る。 冬色の中で常緑樹の緑が美しい。
今年初の山旅は、またしても上高地。 あまりにも天気予報が良かったので、つい。 そして、この朝焼け。
池面の一部がいったん結氷し、 その後水位が下がったのだろうか、 取り残された氷が、 テーブルのようになっている。 こんな造形も冬の贈り物。
河童橋から穂高を望む。 樹々も岩稜も冬の色が美しい。
近年その数を減らしている、 大正池の立ち枯れの樹。 いのちを終えているとはいえ、 語り続けている何かがある。
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