この日の朝は、樹影がとても美しかった。 なかでもこの場所の雰囲気は格別。 繊細な枝の陰が、幻想的な雪面をつくる。
白い樹林に囲まれた雪原の向こうに、 茶色の樹木が密生している場所がある。 単調に思われる冬の色彩の中で、 ひときわ美しく見える。
鏡池から見る本院岳からの稜線。 蒼き大空と純白の池とのあいだが、 冬の輝きに満ちている。
先週の戸隠の森。 雪原の傾斜に樹影が落ちて、 美しい曲線を描いている。
もう一枚、モノクロームで。 随神門からすぐ、視界が広がる場所。 深い雪の森は、どこまでも美しい。
今朝も懲りずに戸隠へ。 時折、強風が吹き樹上の雪を飛ばす。 天候が変化すると、また異なる姿を見せてくれる。 モノクロームで現像。 墨絵のようで美しい。
奥社からの帰路、随神門を見る。 雪の参道の中で、 臙脂色の山門が美しい。
随神門から西へゆっくり歩く。 樹林帯を抜けると、 静かに佇む純白の鏡池と蒼空を裂く戸隠から本院への稜線が美しい。
随神門を過ぎると、 しばらく杉並木が続く。 400年の風格が雪の中で屹立している。
静寂の戸隠の森。 林間の雪の造形が美しく輝き、 遠くではキツツキだろうか、 時折、木をつつく音がする。
今日は先月に続いて戸隠へ。 まずはこの随神門を潜って奥社まで。 17世紀に植えられたという杉並木が見える。
落雪の瞬間、 雪と緑が輝く。
貴船神社奥宮を後にして参道を歩く。 雪の純白と灯明の朱色の対比が美しい。
貴船神社は、絵馬発祥の地だそうです。 沢山の願いが重なって、美しい絵馬たち。
9日、帰郷した翌朝。 白くなっている京都北山を見て、 突然、貴船に行ってみようと。 ゆっくりと雪が降る貴船神社奥宮。 木の色、屋根の形、 小さな佇まいが美しい。
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